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鑑定思考

鑑定思考(大運と十二運星)

しょうへい(四柱推命講師)

講座内でもお伝えしておりますが、10年もあれば良い事も悪い事も起こり得ます。大運はあくまでも “運気の下地” を探るモノであって、単純な吉凶を判断するものではないと心得てください。

今日は大運に巡る十二運星を鑑定します。

十二運星は通変星と同じく「人生のツール」として活かす存在です。ただ通変星との大きな違いはそこに【精神年齢】や【運勢エネルギー】が関わってくるということ。

大運と十二運星

実年齢と精神年齢

さて十二運星の【精神年齢】を考える時、必ず加味しないといけないのが実年齢です(命式にある3つの十二運星も同じく)。

理由は単純で実年齢と十二運星の【精神年齢】が一致するなら、年相応のメンタリティを持って生きてゆけるからです。一方で一致しないなら何かしらの矛盾を抱えて生きていく事になるかもしれないからです。

まずは実年齢と一緒に十二運星も “成長” していく命式を見てみましょう。

こちらは私の命式です。

赤ちゃんの【養】から大運が始まり、50歳~60歳で【帝旺】が巡ります。その後は実年齢と一緒に老いていくのが分かりますね。

実際、幼少期は周囲から大変可愛がられましたし(養)、10代になると私の真面目さが際立つようになります(長生)。26歳で就職した富士通も11ヶ月で辞めた経験は正に反抗期の中学生そのものです(沐浴)。

結果ありきではございますが実年齢と一緒に十二運星も“成長”するイメージは掴んでいただけたかと思います。

続いて実年齢とは逆に十二運星が “若返る” 命式をご覧ください。

こちらは私のお客様の命式です。

いきなり【帝旺】から始まり徐々に若返っていくことが分かりますね。53歳~63歳では【胎】まで戻ってしまいます。

この大運の十二運星はどのように人生に影響するでしょうか?

想像の域を出る事はありませんが、敢えて言うなら「年を重ねるごとに角が取れる大運」でしょうか。

この段階で何か具体的な事を掴む必要はありません。大運に巡る十二運星の流れから感じ取れる、その人の【精神年齢】を掴み取って頂けましたら合格点です!

大運と十二運星

実年齢と運勢エネルギー

十二運星を鑑定する際に必ず確認していただきたいのが運勢エネルギーです。

このエネルギー量に合った生き方を求めなければ、体を壊したりエネルギーが暴走して暴力に走ることだってあるかもしれません。

続いては実年齢と十二運星のエネルギー量に注目して考えていきましょう。

まずは若くして強いエネルギーが巡る方の命式です。

私の身内の命式です。

0歳~25歳まで身強の星が巡っています。毒親の下で育ったという環境的な要因もあるのですが、20代前半までは特に気が強く、言葉もキツかったと自分を振り返っています。

この様に幼少期に身強の星が巡る方はどのように大運を活かしていけばよいでしょうか?エネルギーの発散という意味ではスポーツがまず初めに考えられることですかね。

25歳で【帝旺】から【衰】に切り替わりエネルギー量はシュリンクしていくばかりですね。老後は落ち着いた生活を目指していただきたいものです。

続いて老後に強いエネルギー量が巡る方をご紹介します。

私の親戚の命式です。

【死】から始まる大運を見る限りだいぶ落ち着いた幼少期だったと推測します。しかしそんな大運にも66歳で【冠帯】が巡り、76歳で【建禄】、86歳で【帝旺】が巡ります。

強い運勢エネルギーが巡る老後を想像してみてください。

足腰が弱くなっていくのにエネルギーだけは自然と湧いて出てくるのです。気持ちは元気でも体が付いていかない現実に、ストレスを感じるのではないかと心配するばかりです。

この様に運勢エネルギーに注目するだけでも様々なことがお分かり頂けるかと思います。これらの大運に差し上げるアドバイスは各々考えていただきたいと思います。

アドバイスのヒントは「エネルギーの使い方」です!

大運と十二運星

身近な大運を鑑定しよう!

と言うことで練習に進みましょう。

ご自身の大運と身近な人の大運に巡る十二運星を鑑定します。このワークで取り組んだように、まずは俯瞰してどんな人生を送るのか想像してみましょう。

また命式にある十二運星の影響も加味して大運とどう影響し合うのかも考えてみてください。

さらには、大運に巡る通変星まで加味して「今」と「これから」の過ごし方も考えられたら理想的ですが無理はしないように。

出来る事から練習していきましょう!

それでは鑑定結果を私に報告してくださいね~

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